電気通信主任技術者について
こんばんは、久しぶりの更新となります。
最近取得した「電気通信主任技術者」について合格するためのコツを提供できたらなと思います。
■電気通信主任技術者とは
電気通信主任技術者は、電気通信ネットワークの工事、維持及び運用の監督責任者です。(日本データ通信協会より抜粋)
電気通信設備の工事運用に関する資格となっています。
電気通信主任技術者の中でも「伝送交換」「線路」の二種類があります。
電気通信事業の用に供する伝送交換設備の工事、維持運用
イメージとしては、電話交換機、ルーター、光伝送装置等、UPS(バッテリー)等
●線路主任技術者
電気通信事業の用に供する線路設備の工事、維持運用
イメージとしては、電柱、マンホール、地下、海底、ケーブル等
私が受験したほうは「伝送交換」となっています。
■電気通信主任技術者資格を取る人
おそらくこの資格を受験するかたは、電気通信事業の仕事をしている方がほとんどなのではないかな?と思います。
あとは、「工事担任者」「第一級陸上無線技術士」を取得している。または取得予定の方がほとんどなのではと思います。
データがあるわけではないので完全に私の思い込みです・・・
それ以外ではあまり必要がないようにも感じられます(笑)
ちなみに私は電気通信に関する業務をするので取得しました!
■伝送交換と線路どっちを受ければいいのか
ここに関しては人それぞれになってしまうと思います。
「伝送交換」はネットワーク系の知識(TCP/IP等)がある、CCNAを持っている、通信機器に苦手意識がない、またはネットワークに触れたことがある方が受験すると比較的楽に合格できるのではないかと思います。
「線路」は某大手通信会社の現場仕事や線路設備の設計、保守をしている方であれば楽に合格できるのではないかと思います。(一部の人に限られる)
私は昔外での仕事をしていたので、線路に関する問題もある程度わかりましたが、海底に関しては全くでした・・・
ネットワークの知識はWeb上にたくさん転がっている、様々なIT資格と被る部分がある。このことから伝送交換を受験しました。
ネットで調べてみると受験者は線路より伝送交換を受験する方が多いみたいですね。
■難易度
受験者数は2000人~4000人程度
合格率は19%~28%ほどとなっているみたいです
私は文系出身で理数科目は高校1年生レベルです(笑)
それでも合格できたので、しっかり対策をすれば合格はできると思います!!
■試験内容
今までは
・電気通信システム
・設備管理(線路または伝送交換)
・法規
・専門
と4科目で4科目合格することで資格取得となっていました。
現在は
・電気通信システム
・設備管理(線路または伝送交換)
・法規
以上3科目となっています。
専門が廃止になりましたが、その分設備管理の問題が多くなったようです。
1回で3科目合格をしなくてはいけない訳ではなく、科目合格が適用されます。
半年に1回開催されるので、3回受験をして1科目ずつ合格するということも可能です。
また、保有資格によって科目免除されるものもあります。
■取得までの道
私が伝送交換を取得するまでの道のりを簡単に紹介いたします!
最初から一発で合格できたわけではないです(笑)
工事担任者AI・DD総合種取得により電気通信システム免除
⇊
設備管理科目合格
⇊(このタイミングで専門科目が廃止された!)
法規合格
⇊
伝送交換取得
このような流れで取得することができました。
計算問題が苦手なので電気通信システムが免除なのはありがたかったです(笑)
ざっと簡単に紹介させていただきました!
別の記事で設備管理と法規の勉強方法と使用した教材を紹介したいと思います!
良ければ見ていってください^^
※ちゃんと合格していますよ!